埼玉県アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 27
特殊背景(妊婦/高齢者)を有するIBDに対する治療戦略とGMAの意義
防衛医科大学校 内科学(消化器) 教授
穂苅 量太 先生
IBDは若年層に好発するため、女性の場合には妊娠・出産適齢期と重なることが問題となります。また高齢化社会に伴い、高齢IBD患者数が近年増加傾向にあります。妊婦や高齢者、いわゆる特殊背景を有するIBD患者への治療は、感染症のリスクをはじめとして、安全性の考慮がより一層求められます。そこで今回は、妊婦と高齢者の治療における留意点に加え、消化器領域全般とIBDにおいて注目されているTopicについて併せて解説いただきました。