東京都アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 66
IBD診療のセンター化による多科/多職種連携推進のポイントとGMAの再評価
東京医科大学病院 消化器内科 准教授
福澤 誠克 先生
IBD患者数が増加を続ける中で、IBD診療は高い専門性を必要とし、さらに外科的介入や腸管外合併症、小児への対応など、様々な診療科との連携が求められます。加えて治療では、薬物療法はもとより、栄養療法やGMAなどの非薬物療法も重要となることから、栄養士や臨床工学技士、さらには臨床心理士などとの円滑な多職種連携も望まれます。このような状況をふまえ、IBD診療のセンター化が進んでいます。そこで今回は、IBDセンターの発足から体制の整備、診療状況の変化などについて、重要なポイントとなる多科/多職種連携の推進を中心に解説いただきました。さらに、UC治療の選択肢が広がる中、現代のIBD治療におけるGMAの役割について、再評価いただきました。