福岡県アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 33
UCに対する粘膜治癒の定義および課題とGMAへの期待
田川市立病院 消化器内科 部長
岸 昌廣 先生
近年、UC治療では再燃抑制の観点から、粘膜治癒を治療目標の一つとする考え方が浸透しつつあります。しかし、これまで行われてきた各種臨床試験において、粘膜治癒の評価指標と定義は統一されておらず、臨床へのフィードバックにおいて混乱が見受けられるのも実情です。そこで今回は、実臨床における粘膜治癒の考え方について解説いただき、併せてGMAの位置付けと期待される役割について伺いました。