神奈川県アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 46
IBDの早期発見・早期介入の重要性とGMAへの期待
JCHO相模野病院 消化器病センター部長兼栄養管理室長 三枝 陽一 先生
近年、IBD罹患者数は増加傾向であるにもかかわらず、一般的な認知度には限度があるのも実情です。例えば、長期に及ぶ下痢を食あたりと勘違いされるなどして、来院が遅れる場合も散見されます。特に、好発年齢のうち10歳代は、成長障害に配慮した治療が必要となるため、早期発見・早期介入が求められます。そこで今回は、IBDの早期発見において重要となる診断のポイントや、プライマリケアからIBD専門施設への紹介のポイントなどについて解説いただき、併せて早期介入時をはじめとしたGMAへの期待についてもお話を伺いました。