大阪府アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 47
関節症性乾癬に対するGMAなど非薬物療法の意義
関西医科大学 皮膚科 准教授 山﨑 文和 先生
近年、乾癬の病態は、皮膚症状のみならず関節炎やぶどう膜炎をはじめとして、生命予後への影響が大きい心血管病変や糖・脂質代謝異常なども合併しやすい"全身の炎症性疾患"として捉えられています。これら乾癬における炎症のコントロールに向けて、分子標的薬の登場により治療選択肢の幅が大きく広がりました。治療成績の向上にも繋がった一方、感染症や癌への影響について十分な注意が求められます。そこで今回は、関節症性乾癬治療においてGMAや光線療法などの非薬物療法を、いかに薬物療法と組み合わせて活用していくべきかについて解説いただきました。