東京都アダカラム
インタビュー記事シリーズVol. 64
UC治療におけるT2Tおよび内視鏡検査の実際と GMAへの期待
慶應義塾大学病院 内視鏡センター 専任講師
筋野 智久 先生
UC治療では、設定された治療目標を達成するための治療、すなわち"Treat to Target (T2T)"の概念が一般化し、STRIDE-IIにおいて提唱された「短期的には臨床的寛解」「中期的にはバイオマーカー的寛解」「長期的には内視鏡的治癒」を目指す診療が広がっています。そこで今回は、ハイボリュームセンターにおけるT2Tの実際について、内視鏡検査の実施頻度や各種バイオマーカーの活用法、治療強化のポイントなどを中心に解説いただき、併せてUCの寛解維持療法を含むGMAへの期待についてお話を伺いました。